2026/08/24 23:42
こんにちは、GlassNiqueの麻衣です。
今日は、お客さまからいただいたこんなご質問についてお答えします。
「万華鏡の覗き口にある黒い部分は何ですか? なぜ三角形になっているんですか?」
GlassNiqueの万華鏡を覗くと、覗き穴の内側に黒い部分があり、三角形のような形になっているものがあります。
実はこれ、デザインとしてこの形にしているのではなく、万華鏡の内部にある鏡と、できるだけ広い視野を確保するための構造なんです。

黒い部分の内側には、三角形に組んだ鏡があります
GlassNiqueの万華鏡の中には、細長い鏡を三角形に組んだ「ミラーシステム」が入っています。
写真を見ると、黒いテープが直線状に貼られていますが、そのすぐ内側にあるのが鏡の縁です。
この黒い部分をなくしてしまうと、覗いたときに鏡の縁まで見えてしまい、万華鏡の映像の邪魔になってしまいます。


なぜ丸い覗き穴にしないの?
「それなら、鏡の縁が見えないところまで丸く覆えばいいのでは?」
と思いますよね。
もちろんそれもできるのですが、そうすると今度は覗き穴そのものがさらに小さくなり、見える範囲も狭くなってしまいます。
そこで、
鏡の縁は見えないようにする。
でも、覗ける範囲はできるだけ広く残す。
その両方を考えた結果、この三角形に近い形になっています。
つまり、このちょっと不思議な黒い部分は、できるだけ広い視野で、余計なものが入り込まない万華鏡の世界を楽しんでいただくための工夫なんです。
数ミリの違いでも、万華鏡の見え方は変わります
完成した万華鏡を見ると、どうしても内部の色や模様に目がいきますが、その景色をつくるために、内部にはさまざまな工夫があります。
覗き穴の大きさや形も、そのひとつ。
ほんの数ミリの違いですが、実際に覗いたときの視野や没入感に関わってくる部分なので、制作するときにはこうした細かなところも調整しています。
普段はなかなか見ることのない、万華鏡の裏側。
「ここってどうなっているんだろう?」と思うところがあったら、ぜひ作品を眺めながら構造にも注目してみてくださいね☺️
